2017.02.26
テニス肘(症状の起こり方)
肘を痛める症状の代表的なものにテニス肘というものがあります。
自分の肘を曲げて、曲げた肘の外側と内側を触ったときにでっぱった
骨のようなものに気づくと思いますが、この周辺に通っている筋肉の
先の方(筋腱付着部)が反復的な動作により炎症が起き痛くなるもの
をテニス肘と言います。呼び名が違いますが痛み方としては腱鞘炎と
同じです。
別の言い方で上腕骨外(内)側上顆炎といいます。手首を動かしたり、
ものをつかんで持ち上げる動作、タオルを絞ったりするときなど痛く
なります。ほとんどの場合、安静時の痛みはありません。
テニスをして起こることが多いですが、他にも物を持って行う競技(
ゴルフ、バドミントン、卓球など)や競技以外で配管工の仕事や料理人
、大工さんなどの手首を使う仕事の人や重いものを持つ仕事の人にも
起こります。
テニスで起こる理由はラケットでボールを打った時の衝撃が手首に伝わ
り、そのストレスが肘の筋腱付着部に起こるからです。症状が内側と外
側にあるのはテニスの打ち方(バックハンドストローク、フォアハンド
ストロークから起こるため)によるものです(正直僕はテニスよく知り
ませんが・・・)。
治し方は前回のブログの腱鞘炎の内容とほぼ同じです。
テニスで痛めた場合はとりあえず少しテニスを休むことです。安静です
ね。あと、その痛めてる肘に巻き付けるサポーター(バンド)がありま
す。ただ、これである程度治るわけではなく、つけることで次第に煩わ
しくなったり、ずっとつけることで後で痛くなることもあります。でも
何もしないよりはマシなのとある程度の予防にはなります。
他に自分でできる治療法として手首や指のストレッチやダンベルやペット
ボトルを使った筋トレなどがあります。
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